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【東京都】多様性を育むダンス&美術プロジェクト

 このプロジェクトは、障害のある人達とない人達がお互いの創造性を触発しながら、作品制作を行っていきます。近年、アールブリュットと称される障害などのある方々の生来の資質が現れた作品が注目を集めていますが、ここでは現代美術の手法を取り入れて、参加者それぞれが学びながら、独自の抽象画や造形作品を制作していきます。

 

■ 定期ワークショップ(前期)

 

<絵画ワークショップ PAINTING>

 幼児から小学生、障害のある人達、絵画に興味のある大人達が一緒に作品作りを行います。従来の写実的手法ではなく、絵筆以外にもローラーや竹べら、スポンジ、その他の様々な道具を使うことで生まれてくる面白いマチエールや型にとらわれない抽象的な新しい表現を創り出していきます。

 

┃日時:2022年6/18(土)7/18(月祝)8/6(土)13:30-15:30

┃会場:2Fアトリエ

┃参加費:障害のない人(全3回、材料費込)…12,000円、1回の単発参加…4,500円

     障害のある人(全3回、材料費込)…6,000円、1回の単発参加…2,500円

┃定員: 10名程度

 

講師:西村陽平(日本女子大学名誉教授・美術家)

1947年京都市生まれ。1973年東京教育大学教育学部芸術学科卒業。1975年から1998年まで千葉県立千葉盲学校で図工を担当。視覚障害の子どもたちに造形指導を行うとともに、自らも造形作家として活動。1977年には、日本陶芸展において外務大臣賞受賞。2018年3月まで日本女子大学児童学科教授。現在、日本女子大学名誉教授・美術家。

 

<造形ワークショップ ASSEMBLAGE アッサンブラージュ>

 アッサンブラージュとは「組み合わせ」あるいは「寄せ集め」といわれている作品制作の手法のひとつです。ここでは視覚に障害のある方々と共に、従来の絵の具等の画材で平面的画面をつくりつつ、身の回りにある木材やペットボトル、缶といった立体素材や、新聞紙や布などの素材を使い、平面と立体がひとつになった作品制作を行います。人の顔や動物などをつくってもいいし、風景でも抽象的なものでもかまいません。さまざまな素材の声を聞きながら組み合わせ、貼り合わせ、さらに描くことも取り入れて作品をつくってみましょう。

 

┃日時:2022年①6/25(土)②7/10(日)③7/24(日)④8/28(日)14:00~16:00

┃会場:①②2Fアトリエ、③4F多目的室4 ④4Fスタジオ2

┃参加費:障害のない人(全4回、材料費込)…16,000円、1回の単発参加…4,500円

     障害のある人(全4回、材料費込)…8,000円、1回の単発参加…2,500円

┃定員: 10名程度

 

講師:海老塚耕一(多摩美術大学名誉教授)

1951年横浜生まれ。多摩美術大学大学院修了。1991年平櫛田中賞受賞。2001年第19回現代日本彫刻展ー神奈川県立近代美術館賞。2003年タカシマヤ文化賞受賞。世界各国のトリエンナーレに出展。物理的に異なった素材がどのような連節をもち、構造の論理的一貫性をどう獲得するかを意識し制作活動を行う。

 

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